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課題

posted on 11:31 AM, August 1, 2013
Responsive Design の要望が本当に多いです。CSSが複雑になるのが難点ですが、HTMLを共有できるので更新の手間など考えると確かに合理的。
Responsive Design の要望が本当に多いです。CSSが複雑になるのが難点ですが、HTMLを共有できるので更新の手間など考えると確かに合理的。ただ色々と気をつけるポイントがあると色々考えてみましたが、結局普段ウェブサイトを作る上で心がけていることを守れば自然とResponsive Designにも優しいウェブサイトができると感じました。

1)サイトマップをわかりやすく、整理整頓
1)コンテンツのボリュームを必要最小限に整理整頓
2)画像を多用せず整理整頓

まずは情報とコードの整理整頓、これに尽きます。コンテンツを増やす事に集中するあまり、ビジターが混乱してしまうくらいゴチャゴチャした印象のサイトは逆にコンテンツを読みにくくして読んでもらえなくなってしまいます。SEO対策用に必要ということもあると思いますのが、まずはいらないものを捨てて、捨てれない場合はきちんと整理整頓して、それからユーザーが快適に訪問できる。デザイナーの仕事はこの整理整頓作業がほとんどだと思っています。

そしてRetina Displayについて
美しい画像を取るか、スピードと手間を取るか悩みます。何もしなくてもコンテンツがたくさんあるのウェブサイトはスピードの問題があるので、これを全てRetina Display対応画像にしたらどうなってしまうのだろうと…。コストアップ+スピードダウンの最悪コンボにならない手段を来る(?)Retina display 標準時代に向けて今から考えておこうと思います。こういうのも使えるでしょうか。
 
ただ本音では解像度をこれ以上アップさせて、本当にユーザー側にメリットがあるのか問いたい。メーカーのマーケティング戦略に振り回されているだけなのか、それともこれが時代がいくべき道なのか、いずれにしても今後Retina Displayが普及したら、全てのウェブサイトをRetina対応に作り直さなければならないことが懸念されます。ウェブ制作会社にとってはリニューアルの依頼が倍増するだろうから好都合?でも私は数年単位でウェブ標準仕様が変わっていく状況に、一般のウェブサイトのオーナーさんがちゃんと付いていけてるのか心配になってしまいます。「これが今は普通ですから!」と言われて決して安くないウェブサイト制作をどんどん依頼しなければならないのですから。純粋にデザインのクオリティを高める仕事に集中したいと思うのは今の時代は贅沢な望みに思えます。
 
Rie